ネットワーク更新ファイル・narファイル・配布ページのアップロードを自動的に実行してくれるソフト。
Windows専用。使い方は「そだて」と似ています。
「そだて」との違い
・一日の内に何度も更新しても更新していないファイルまでアップされる事がない(らしい)
・複数ゴーストを一度に更新可
・どのディレクトリに置いても大丈夫
・Narファイルも一緒に更新できる
・HTMLも一緒に更新できる
個人的にそだてよりこちらの方をお勧めしたいです。特に複数ゴースト同時に更新してる人には。
GDM-Ghost Distribution Manager - 雨上がりの青空を探して。
こちらの「旧ゴースト配布系自動化システム(Windows版)」をダウンロード。
Common Archivers Library
こちらの「個別ライブラリ」ページ内の「ZIP32J.DLL」と「IZIP32J.DLL(ZIP32.DLL)」(どちらも同じページ内にある)をダウンロード。
「ゴースト配布系自動化システム」を解凍する(どの場所でも可。自分で使いやすい所に)。
「ZIP32J.DLL」と「IZIP32J.DLL」も解凍し、中に入ってるファイルを全て選択し、そのままゴースト配布系自動化システムのフォルダの中に入れる。
ghostdist.exeを起動し、「新規作成」ボタンを押し処理条件を作成する。
「ネットワーク更新用」と「アーカイブアップ用」の二つ作るのをお勧め。(一つ作ったあとコピーして二つ目を作ると楽)
作ったら編集したい条件の項目を選択して「編集」。
・名称は自分がわかりやすい名前で。
・「ネットワーク更新ファイルアップロード」のラジオボタンにチェックを入れる
・「基準フォルダ」に更新ファイルをアップしたいゴーストのパス(install.txtやreadme.txtがある場所)を入力する。
・自分のサーバーのFTP解説ページを参考にし、サーバー・ID・パスワード欄を埋める。解説ページでパッシブモード接続を推奨していたらパッシブモードにチェックを入れる。
・アップロード先ディレクトリ欄に更新ファイルをアップしたいディレクトリ名を入力する。
例えばサイトのURLが「http://XXX.ne.jp/」でネットワーク更新用ファイルを「http://XXX.ne.jp/ghost_update/test/」にアップしたい場合、アップロード先ディレクトリ欄に「ghost_update/test/」と記述。
・「処理ファイル名条件」と「除外ファイル名条件」欄に足りないものがあれば入力する。
ここは「そだて」と同じです。
「処理ファイル名条件」にshell/master/*.pngを入れるとshell/master/フォルダ内の拡張子がpngのファイルが全てアップされます。
shell/master/フォルダ内のtest.pngだけはアップされたくないという場合、「除外ファイル名条件」にshell/master/test.pngを追加します。
・「ゴーストアーカイブ(Nar)作成/FTPアップロード」のラジオボタンにチェックを入れる。
・アップロード先ディレクトリ欄にnarファイルをアップロードする場所を入力する。
例えばサイトのURLが「http://XXX.ne.jp/」でネットワーク更新用ファイルを「http://XXX.ne.jp/ghost/」にアップしたい場合、アップロード先ディレクトリ欄に「ghost/」と記述。
・配布ページHTMLファイル欄に配布ページ用HTMLファイルのフルパスを入れる。
(例:C:\html\test\ghost\index.html)
HTMLを更新しない、又は自分でアップする場合は空欄のままにしておく。
このHTMLファイル内に'%uploaddate'と書くと現在日付に、'%uploadtime'は時刻、'%uploadsize'はファイルサイズに自動的に置き換えられる。
・他はネットワーク更新の設定と同じ。
実行したい処理条件にチェックを入れ「実行」を押し処理が終わるまで待つ。
ログを見て正常に実行されたかどうか確認。
上手く行ってなかったらもう一度設定を見直す。
上手く行ってるようだったらFTPソフトでちゃんとファイルがアップされているかどうかチェック。
ちゃんとアップされていたらおわり。
・「起動時にチェックする」にチェックを入れると立ち上げるたび自動的にその処理条件にチェックが入る。
・「http://XXX.ne.jp/」(ディレクトリ無し)にアップしたい場合、サーバーの仕様によっては、アップロード先ディレクトリ欄に「/」ではなく「/public_html/」と記述しなければいけない(land.toなんかがそう)
・過去のnarファイルをバージョンごとに日付入りでバックアップしたい場合アーカイブ保存用処理条件を作り、
nar/zipファイル名欄に「(保存先ディレクトリのパス)\(ゴーストのファイル名)_%shortyear_%month%day_%hour%minute.nar」みたいな感じに入れて実行すると良い。
・実行ログが必要ないなら「ログ保存」のチェックを外しておく(保存にしているとそこそこ容量食います)